• junpei

二十六夜山〜都留〜

更新日:3月25日




三月から職場が変わり、精神的にもなかなか落ち着かない日々だったので暫く家に引きこもり状態でした。

久しぶりに、山へ行ってきました。


今回は、野営地を探し求めつつの山歩きです。

水場が近い山というのは、なかなか見つからないものです。

いくつかの候補がある中、比較的簡単に登れて、眺望も良く、しかも途中に水場があるというなかなかの好条件である、二十六夜山を選択しました。

ヤマケイによると、


「二十六夜山は、江戸・明治時代の陰暦7月26日の夜に、ここで飲食などを供にしながら月の出を待つ二十六夜待ちの行事があったことから、この山名となっている。

二十六夜待ちとは、夜半の月光に現れる、阿弥陀如来・観世音菩薩・勢至菩薩の三尊の姿を拝むと願いがかなうと信じられたもので、二十六夜山の山頂で、この行事が行われていた。」


という、なかなか素敵な由来のある山らしい。

付近には、月にまつわる伝説が数多く残されているとのことで、麓には「芭蕉月待ちの湯」という日帰り温泉も。 昔、三吉戸沢地域には満々の水を湛え涸れることがない池があったそうで、

山々から昇る月を写した池の美しさは格別で、天和3年(1683年)秋元家の家老高山伝衛門宅に滞在した松尾芭蕉も、この地に立ち寄り「名月の夜やさぞかしの宝池山」と詠んだと伝えられているとか。

駐車場も使えることから公共交通機関ではかなり不便なこの山に、今回は車でアクセスすることにしました。


朝5時。都留に向け出発です。6時半頃到着しました。準備を整え登山口へ向かうと、家から出て来たおじさまと目が合いました。挨拶を交わすと、「二十六夜山に登るの?」とおじさま。「はい、そうです。」「一人で?」「はい、一人で。行ってきます!」ちょっと驚かれながらも、「行ってらっしゃい」の温かいお言葉を頂き、幸先の良いスタートです。

暫く林道歩きが続き、登山道に入ってからは沢沿いの道を登っていきます。大きな岩を過ぎると、仙人水という水場です。岩の割れ目から、こんこんと湧き出る水!ここで喉を潤し、尾根に向け登っていきますが、この辺りから九十九折のかなり険しい道が続きます。暫く家に引きこもっていたせいもあるのか、なかなかきつくて、途中休みながらゆっくり高度を上げていきます。ようやく、地図上に記された「小さなコル」までやってきました。ここからは、都留の街が見えていました。目の前には九鬼山。既に九鬼山は目線より下に見えていて、いつの間にか標高は1,000m近くまできていました。遠く笹尾根らしき尾根が見えています。

コルからは、尾根筋を歩くのですが、山頂直下の急登はかなりのもの!苦しくて、何度も息をつき、立ち止まりしながらじわじわと登りますが、この辺りから木々の隙間に富士山が見え始めました。

あと少し!!と自らを鼓舞しながらいよいよ山頂へ。

狭い山頂ながら、眺望は最高です。裾野の広い富士山が真正面に見えていました!

やはり、ここまで来ると富士山は目と鼻の先に感じます。

北西方向には、南アルプスがくっきりと見えています。味のある木製の標識がなかなか存在感を示していて、素敵な山頂です。素晴らしい眺望を独り占めし、暫く景色を堪能しますが、一向に人が現れる気配がありません。おそらく、アクセスが悪いこともあり、登山者は少ないのだろうと思われました。登山者が少なければ、この狭さでも山頂にツエルト張っても大丈夫かな?と付近をウロウロ。しかし、ベストポジションは見つからず、さすがに山頂は無理か…というところでした。しかし、途中で泊まるっていうのもありかもしれない。と思い直し、下山する時に改めて野営地探しをしながら降りることにしました。

仙人水を過ぎ、沢伝いの道を歩きながら、平坦地を探します。仙人水で水を補給することしか考えていなかったものの、この沢の辺りにツェルトを張るのは意外にありかもしれないと思い始めました。そうやって見渡してみれば、意外と平坦なところもあるのでした。

そうこうするうちに林道へ到着。林道脇に沢の水が流れていたので、その水で靴を洗い、ふと脇を見ると、かなりの平坦地が広がっていました。脇を沢水が勢いよく流れる水路があり、水はいくらでも調達できます。ここに張るのもありかもしれないなぁと思いました。

おそらく、ここまで入ってくる人がいないだろうと思うので、こっそりここに泊まっても誰にも迷惑はかからなそうな気がします。

温泉も近くにあるし、野営地としてはなかなかの掘り出し物と言えるかもしれません。

ただ、実行に移すかどうかは、まだ謎ですが…(笑)

無事に駐車場まで戻って来ましたが、なんと温泉がまだ営業していない時間でした。コロナの影響で、時間を短縮しての営業らしい。始まるまでには1時間ほどありました。仕方ない。道の駅に買い物に行って時間をつぶすしかなさそうです。

道の駅で野菜を購入、その後無事に温泉に浸かり、帰宅しました。

温泉の従業員の方もとっても親切で、また来たい!と思う場所でした。


桜も咲き、暖かくなってきたので、来週あたりいよいよ野営しに行こうかな…??


【今回の二十六夜山登山記録】

 行動時間 3時間50分 (3時間35分)

  ■山行時間 3時間30分

 6:45  登山口

7:36~7: 41 仙人水  51

8 : 39〜9 : 05  二十六夜山(1,297.1m) 58【1'48】(2'10)

9 :32 小さなコル 25(20)

9 :49 仙人水

10:35 登山口 1'03(1'25)

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