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執筆者の写真junpei

笠取山



中6日で訪れた山は、秩父にほど近い山梨にある笠取山。 2年程前、鳳凰三山でご一緒したNさん企画です。 いつもは少人数での登山が多い中、今回はいつものKさんを隊長として、先週一緒だった Nちゃん、先々週一緒だったRちゃんを交え総勢5名という賑わいのある山行となりました。 いつも通りKさんにピックアップしてもらい、府中で合流。Nさんの車で登山口である作場平 へと向かいます。 NさんはかつてKさんと様々な山に二人で挑戦していて、その体力や技術はKさんお墨付きの スゴイ方。しかし、Nさんの異動でなかなか一緒に山へ行く回数も減ってしまったようで、 Kさんとしてはハイレベルの相棒を失ってしまった喪失感はあったと思います。 その間、代役というよりお荷物になりながらも、必死でKさんについて数々の山行に挑戦す るうちに、珍orヤバヤバ登山にまつわる数々の逸話が生まれ、今回はそんな事件を回想しつ つNさんに報告するという楽しいミッションも含まれている登山でした。 さて、登山口からは奥多摩ロックガーデンを思わせる沢伝いの歩きやすい道を行き、ヤブ沢 峠経由で笠取小屋へ。時間も標準タイムを巻くなかなかのペース。 時間もたっぷりあることから、雁峠に寄ってからピークを目指す事になりました。 小屋を過ぎ、樹林帯が途切れると広々した草原が現れました。乾徳山の扇平を思わせる何と も気持ちの良い原っぱで、暫しその景色に癒されました。 分岐まで戻り、いよいよ難所である笠取山山頂直下の急登に挑戦です。 下から見上げると、まさに直登で、相当の急斜面です。 七ツ石を過ぎて小雲取山までの急登を思わせる斜面にびびりつつも、意を決して山頂へと一 歩一歩足を運びます。息を切らしながら、見た目よりも意外に短かった急登を制覇し、笠取 山(1953m)山頂へ到着。残念ながら富士山の裾しか見えないながらも、新緑の美しい山肌 を眺めながらのお昼ご飯となりました。 その後シャクナゲとミツバツツジが群生する岩場を行くと、三角点のある本当の山頂へと 到着。その後は、多摩川の源流水干まで下って行きます。 水干とは、沢が山の斜面を登り詰め、水が枯れてなくなる「沢の行き止まり」を意味する言 葉だそう。水干から、一之瀬川、丹波川、奥多摩湖へと全長138kmという長い道のりを経て 東京湾へと流れ込む多摩川の最初の一雫が、ここ水干ということで、親しみのある川の源流 を目の当たりにできて感無量。…とは言え、案外地味な感じにそのポイントが現れるので、 残念な感じは若干ありましたが。 水干分岐までもう一度登り返した後は、下る一方です。途中着替えの為に先頭を離脱したK さんに代わり、Rちゃんが先頭になって下山を開始しますが、これまたかなりいいペースで どんどん降りて行きます。「おーー?!Rちゃん、いくねーーー♪」と思いながら、懸命に 付いて行きます。Rちゃんが大分スピードアップして下りた御陰で、あっという間に林道へ と下山してきてしました。 長いだろうと思われた林道も、然程ではなく、無事駐車場へと到着。 登山道はかなり歩きやすく、草原あり、急登あり、岩場ありで変化に富んでいて、なかなか 良い山でした! たまにはこんな平和な登山もいいなぁ。と癒される山行でした。 今回は気心の知れたメンバー、和気あいあいにぎやかで楽しい登山となりました。 ご一緒した皆様、ありがとうございました!! 【今回の笠取山登山記録】   行動時間 5時間 53分(標準タイム  6時間)  7:40 作場平 7:55〜8:00 一休坂分岐 15(35) 8:53〜8:45 ヤブ沢峠 53(60) 8:52〜9:10  笠取小屋 7(15) 9:32〜9:43 雁峠 22(10) 10:11 笠取山(1953m) 28(60)   12:10 黒エンジュ分岐 1’01(1’20)   13:05 中島川橋 1’05(1’00)


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