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赤城山



昨年とは違い、今年は雪が多く雪山登山を楽しむには最高の年。 目標の赤岳登山の為にはあともう一つ二つ雪山を試みてから挑戦したいと ころです。 そこで、なるべくピッケルを使った歩行が期待できる武尊山を選択、今年 二度目の雪山に挑むことになりました。 しかし、今年に入ってから数回にわたる北陸中心の大雪は、連日ニュース でも報道される程かなり度を超した量。 ここ数日のうちにまたも大寒波がやってきた為、大量の降雪により雪の状 態がかなり不安定で、雪崩の危険性が非常に高い状態になっていることが 判明! 雪崩ネットワークというHPで確認した瞬間、「わっ!!これ、まじヤバイ やつだ!!」と、慌ててKさんに連絡。 同じ瞬間にKさんもそのHPを見ていた様子で、即座に武尊山から赤城山に 変更する事になりました。 さて、いつものようにKさんにピックアップしてもらい、赤城山へと向か いますが、登山口が近づくにつれ、道路上の雪は量を増し更に全てが凍り ついて非常に危険な状態。年末にスリップし車を破損したばかりのKさん は、かなり慎重にハンドルを握ります。 駐車場に着いてみると、平日のわりにかなりの人出です。ワカサギ釣りが 大半のようですが、登山客もパラパラといる様子。 車道を歩き登山口へと行ってみると、やはりここ数日で降った雪でかなり 登山道にも積雪がある模様。ワカンを装着するかしないかを相談しつつ、 まずはアイゼンを装着。そうこうするうちに、後からやってきたご夫婦が 先行しつつ、ワカンなしでも行けそうだと教えてくれました。 いざ、登山開始です。 トレースはあるもののほぼ新雪に近い状態で、やはり70㎝程はありそうで す。足から伝わる雪の感触はフワフワでフカフカ!!いきなりまあまあの 急登ではありながら、ものすごく楽しい! 途中男性グループとご夫婦を追い越しつつ、かなりの急登を着実に登って いくと、案外あっけなく黒檜山(赤城山主峰1827.7m)へ到着。 しかし、山頂はガスがかかり全く眺望は得られなかった為、すぐさま先へ 進むことにしました。 祠を過ぎ、更に奥へ進もうとすると、かなり雪が深くトレースもあまりな い状態になってきた為、いよいよワカンを装着する事になりました。 Kさんも私も、今回が初ワカンです。 さて無事ワカン装着でトレースのない道をズボズボ入って初ラッセル!! ツボ足に比べれば、やはりワカンの威力はかなりのもの。とは言え、ラッ セルには変わりないため、これは疲れる!! 新田次郎の「八甲田山」の、ラッセルした人と大鍋をかついでいた人から 死んでいったという一節がつくづく実感できる瞬間です。 しかし、この道、本当にトレースが全くと言っていい程ありません。 方向も違っているようで、結局戻る事になりました。すると、祠の部分に 見逃した標識を発見!よかったよかったと、正規ルートへと戻って先へと 進みます。1/25,000の地図によると、駒ヶ岳へ続く下りのルートもかな り等高線が込んでいて急坂のようでしたが、やはりかなりのものでした。 Kさんがスイスイと下って行く姿を見ながら私も…と思いましたが、平坦 な部分や登りとは違って、下りはかなり難しい!足だけがどんどん先へ 滑っていってしまい、一体どうやって下りて行ったらいいのか全くわから なくなりました。そうこうするうちに尻餅をついて転倒。まあ、樹林帯で 雪がフカフカなのでなんの痛みもないのですが、これでは時間がかかって 仕方ありません。Kさんに、どうやって歩けばいいのかわからないと伝え ると、仕方ない、外せば。との答え。これくらいの深さなら、ワカンなし でも大丈夫なのでそのままツボ足で進みます。急坂が終わって尾根伝いの 緩やかな道が続くと、これまたあっけなく駒ヶ岳(1685m)へと到着。 ガスも抜け、関東平野を一望できました。反対側には、雪に覆われた浅間 山が木々の間に見えます。相変わらず風は強いですが、風で巻き上げられ る雪の粒が、太陽の光に照らされてキラキラと輝き、この上ない美しさで す。 しかしかなりの強風で、ここでご飯を食べる気にはなれず、暫く歩き、 下降点付近でお昼ご飯を食べる事にしました。 そこから駐車場までは夏山でも35分程度の道程。なんだか少し物足りない 位の雰囲気です。 あっと言う間に駐車場へ下山。まだ13時にしかなっていませんでした。 時間もたっぷりあることなので、大沼の湖面を歩く事にしました。 氷の上にもかなりの積雪があり、ここが湖の上だということが信じられな い感じです。まるで平原のような湖面を歩くと、遮るものが無いためか、 かなりの強風が吹きすさんでいました。だから、みんなテントの中で釣っ てるのか…。 湖の上を歩くという、なかなか貴重な体験をしつつ今回の赤城山(これ で、百名山も記念すべき20座目。)登山は終了しました。 休憩を含めても4時間程で終了した今回の赤城山でしたが、これ位なら、 気軽な気持ちで来られて、しかも雪山の美しさも堪能でき、なかなか楽し い山行でした。ワカンによる歩行という新たな課題もできました。 さて、次回は…いよいよ核心の山「赤岳」…!!??…大丈夫か!!?? 【今回の赤城山登山記録】   行動時間 4時間3分(標準タイム  3時間35分)    8:55 黒檜山登山口 10:15 黒檜山 1’20(1’35) 11:42 駒ヶ岳 1’27(55) 12:58 駒ヶ岳登山口駐車場 1’16(45)  ∴ 百名山記録 20/100   【丹沢山 奥白根山 筑波山 草津白根山 四阿山 浅間山    金峰山 瑞牆山 火打山 妙高山 大菩薩嶺 鳳凰三山    谷川岳  蓼科山  雲取山 八ヶ岳 常念岳 仙丈ヶ岳  甲斐駒ケ岳 赤城山】


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