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雲取山〜超ロングルート踏破!〜



大岳山から、中2週間で目指す次なる山は雲取山。 その名の通り雨が多いらしく、前回、前々回とも山頂からの眺望はなし。 そして当初のルートを回避せざるを得ない状況だったことから、目標である東日原 から入り、復路は石尾根で奥多摩駅までという超ロングルートは未だお預けのまま でした。 そこで今回もNちゃんと二人、目標を達成するべく、しつこくこの山に挑戦するこ とにしました。 今年は雲取山(2,017m)の標高と同じ2017年!ということで、雲取山荘からの 年賀状には、特別な記念バッジが頂けると書いてありました。 なるほど、ちょっと欲しいかも。 さて、羽村に前乗りした私達ですが、翌日からのハード登山を控え早目に就寝とな りました。 奥多摩駅からバスに乗り、東日原へと到着。登山者はやっぱり私達二人だけ。 いよいよ雲取山へ向け出発です。 奥多摩三大急登である稲村岩尾根から鷹ノ巣山までの道のりは、さすがその筆頭 と言えるだけのかなりハードな坂。 またもあの急登を行くんだなぁと少しげんなりしつつも何だかちょっと嬉しいとい う複雑な心境です。 淡々と、そして一歩一歩着実に歩を進め、ようやく鷹ノ巣山へ到着。やはりこの山 に着いたときの感動は、この厳しい尾根を踏破してこその喜びです。 さて、まだまだ先は長いので休憩もそこそに次なるピーク七ツ石山へ。 長い巻き道を過ぎると平将門伝説に関係する七つの岩が見えてきました。 七ツ石山でお昼ご飯を食べ、エネルギーをチャージしたら、雲取山へ最後の踏ん張 りです。 奥多摩小屋を過ぎた辺りから、小雲取山へのキツイ急登を息を切らしながら登り詰 め、更につづら折の急登を制覇すると、雲取山の山頂です! が。しかし。今回もすっかりガスの中の山頂ということで、眺望は全く無し。 仕方なく、雲取山荘へ向けて一気に下ります。 小屋へは前回と同様かなりいいペースでの到着となりました。 しかし、今回は既に小屋へ到着している人も結構いて、チェックインしてみると相部屋になるとの宣告!! なんで平日なのにこんなに人がいるの??シーズンだからでしょうか。 いえいえ。違いました! 今回標高と同じ年号を登れる百名山ということで、今年一躍脚光を浴びているのだ とか!?なるほどね〜。そんなんでみんな来ちゃう訳ね。 相部屋ということで、いち早く着替えを済ませ、場所を確保しどんな人が来るのか 不安に思っていると、女性2人組の品の良いおばさまがやってきました。 小屋に確認すると、ありがたいことにこの二組だけで部屋を利用できるようでした。 おばさまたちは、私達がこたつで静かにビールを飲んでいる姿を、快く見守って下さり、その後一緒に山の話で盛り上がったりして、楽しい時間を過ごすことができました。本当に素敵なおばさまたちです。 その後、今まで見た事の無いぐらいの人で満杯の食堂で夕食を終え、消灯より大分早い時間に就寝しました。 翌朝、ゆっくり出発すると言っていたおばさまたちに迷惑がかからないよう静かに身支度をして、外のベンチで準備。 そうこうするうちに太陽が昇ってきました。雲一つない最高の天気です。 これは、朝早い時間なら、山頂からの景色もついに見られるに違いない! ということで、朝食を早々に済ませいざ雲取山へ向けて出発しました。 前日の筋肉疲労はかなりのもので、たった30分程の山頂への道もかなり辛く感じます。 こんなんで駅までのロングコースを歩けるのか、一抹の不安がよぎる中いよいよ山頂へ。 既に山頂にいたおじさまが、「富士山見えてるよ!」と教えてくれました。 おーーー!!ほんとだ!しっかり見えてる!でも、やはり春の空気は霞んでいて、南アルプスまでは見えませんでした。 しかし、こんなに眺望の良い山頂は3度目にして初めての事です。 暫し山頂を楽しんでから、いざ奥多摩駅に向け歩き始めます。 七ツ石山までの急登を越え、鷹ノ巣山の手前まで来たところで、前日に同じ場所で 出会ったテント泊の健脚おじいさんと再会。 地図を見ると鷹ノ巣山を巻いて六ツ石山まで行けるようだったので、その巻き道を おじいさんに教えてもらいつつ、後について先へと進みます。 しかし、途中で尾根道に戻るつもりが結局六ツ石山までずっと巻き道でひたすら歩いて来てしまいました。本ルートから山頂までは少し寄り道をする形になっている、六ツ石山への最後の登りを一歩ずつ踏みしめながら、山頂へ到着!! ガスでお湯を沸かし、カップラーメンとコーヒーを楽しんでから、残りの登山道をしっかり歩いて行きます。が、しかし。途中三木戸山付近にさしかかると、まるで沢の様にえぐれた赤土の登山道が出現。土は湿っていて、ぐにゃぐにゃ!かなりの悪路です。 なるほど晴れが続いていてもこの悪路では、雨が降ったらひとたまりもありません。 前回石尾根で下山すると小屋のおじさんに告げた時、相当道が悪いからと釘をさされた場所はおそらくここだったのだろうと合点が行きました。 そして、初めて雲取山に来た際、七ツ石小屋で出逢ったサイケなおじいさんが教えてくれたこの道の歩き方(要は、ぬかるんだ道を避けて上の乾いた部分を歩いた方が安全)を不意に思い出しました。 やはり、小屋のおじさんにしても、経験値のあるおじいさんにしても、さすが危険箇所をよく把握していらっしゃる。当たり前のことなのかもしれませんが、こういう玄人のアドバイスというのは本当に正しいものなのだと感心しきりです。 私もいつかこんなアドバイスができるよう、沢山の経験をしたいと思う瞬間でした。 ぐにゃぐにゃの道を避け、更に道迷いしないよう十分注意しながらひたすら樹林帯を歩き、林道へと到着!! 残りのアスファルト道を疲れた足を引きずりつつ歩き、ついに奥多摩駅に到着しました!! 着いてみれば、標準タイムを巻く12:55到着で、随分早い到着となりました。 今回、ついに稲村岩尾根と石尾根を使った超ハードコースを三度目にしてようやくコンプリートすることができました♪ そもそも通る人が殆どいないこの両コースを敢えて使って挑戦するあたり、私達二人も既に狂人の域に達しています(笑) まさに「物好き」しか通らないどMが好む健脚ルートなのでした。 それを標準タイムを切るタイムでコンプリートできたことは、ちょっと誇らしい気分です。達成感に満ち足りて、電車に揺られる私達でした。 Nちゃんとは、立川でプチ打ち上げをしてからそれぞれの帰路へ。 今回もNちゃんのおかげで、楽しい山行になりました!! どうもありがとうございました♪ さて、今年もこうやってコツコツ経験値を上げるべく、登山に勤しみたいと思います! 【今回の雲取山登山記録】   初日行動時間 6時間50分(標準タイム  7時間5分)  7:45 稲村岩尾根登山口 8:28〜35 稲村岩 43(55) 10:29〜35 鷹ノ巣山 1’54(2’10)   12:21〜12:50  七ツ石山 1’14(2’05) 14:13〜14:16 雲取山(2,017.1m) 1'23(1'35) 14:35 雲取山荘 19(20)   二日目行動時間 7時間30分(標準タイム  8時間15分)  5:25 雲取山荘 5:49〜5:55 雲取山 29(30) 6:25 奥多摩小屋 30(35)   6:50  鴨沢分岐 25(20) 7:08 七ツ石山 18(20) 8:22 鷹ノ巣避難小屋 1'14(1'20)   10:03〜10:40 六ツ石山 1'41(1'40)   12:55 奥多摩駅 2'15(3'30)


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