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大菩薩嶺

  • 執筆者の写真: junpei
    junpei
  • 7月22日
  • 読了時間: 3分

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いよいよ来週に今年の目標登山が迫ってきました。

本当なら、骨のあるコースを歩いておきたいところですが、この危険な暑さと天気の不安定さで気持ちも萎え、ちょうどいい山を探しあぐねていました。

訓練には程遠いけど、ちょっとした山としては十分な大菩薩嶺を思いつきました。

予定していた日も昼から雷雨が予報で出ていたことから、2時起き3時出発で家を出て、ロッジ長兵衛に到着したのが5時。誰もいないかと思っていましたが、二組程の登山者が既に到着。身支度を終えて歩き始めると、すぐに後ろからものすごい速さでお兄さんが登ってきたので、道を譲りました。福ちゃん荘を過ぎると急な登りが始まります。途中木々の切間から富士山が顔を覗かせました。今日はバッチリ見えています。だんだん石がゴロゴロした道を上り詰めて行くと、あと少しで雷岩というところまでやってきました。すると、私を追い抜いて行ったお兄さんとすれ違いました。速い!もしかして一旦降りて唐松尾根方面に向かうのかしら…とか想像しながら雷岩へ到着。 最近ガスに見舞われて、ちっとも眺望が楽しめていなかったので、久しぶりの素晴らしい眺望にため息が出ます。富士山は勿論のこと、南アルプスが全てバッチリ見えていました。

さて、残念な山頂と名高い大菩薩嶺ですが、一応山頂を踏んできます。雷岩から10分程樹林帯を進むと眺望ゼロの大菩薩嶺山頂(2,056.9m)です。

すぐに引き返し大菩薩峠へ。ここからの尾根歩きは本当に素晴らしい限りで、富士山と南アルプスを見ながらの楽しい道。しばらく進むと、甲斐駒ヶ岳の先に八ヶ岳が見えました。編笠山もバッチリ見えていて、ああ、先週あそこに居たんだなぁと感慨深く思いました。八ヶ岳の手前には、金峰山が見えています。なんとなく五丈石らしきものまで発見。

あっという間に大菩薩峠へ到着。ここでおにぎりをひとつ食べ、石丸峠方面からやってきたお兄さんと挨拶を交わし、素晴らしい景色とお別れです。

ここからは樹林帯を進み、熊沢山を過ぎた辺りからこの小金沢連嶺特有の草原地帯が見えてきます。コルまで降ると、石丸峠。ここが分岐となり、私は上日川峠へ向かいます。

かつてSさんに連れてきてもらってここを歩いた時には、逆回りでこの道を通っている筈なのですが、全く記憶にはありませんでした。何回か渡渉があったことしか覚えていません。

ほぼ巻道っぽい道を若干登ったりしながら進みます。途中林道を越えると沢が出現。ここで水をたっぷりと汲み、先へ進みます。誰も歩いていない静かな道です。

大概の人はもう一回り小さい周回コースでここを歩くようなので、人がいないことも納得です。

そうこうするうちに、上日川峠へ到着。どこに出るのかなと思ったら、トイレの真裏に出ました。

駐車場を見ると、なんとほぼ満車!!平日だというのにやはりものすごい人気です。

確かに簡単に登れて、しかも景色は最高。やはり良い山なのです。

帰りは談合坂で野菜を買い込み帰ってきました。

いよいよ来週は白馬〜唐松。

とにかく気を付けて、頑張ってきます!!



 




今回の大菩薩嶺登山記録

  行動時間 4時間6分(標準タイム 4時間15分)               

  ■山行タイム 3時間45分 


    5:10 ロッジ長兵衛

 6:28 雷岩 1’18(1’25) 

    6:36 大菩薩嶺(2,056.9m) 8(10)

   7:08 賽の河原 32(45)

   7:20〜7:30 大菩薩峠 12(10)

   7:55 石丸峠 25(30)

8:39 小屋平 44(45)

 9:13 ロッジ長兵衛 34(30)

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