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執筆者の写真junpei

白谷小丸



Nちゃんから、平日お休みが取れそうだからと野営のお誘いがありました。

久しぶりに天気も良いようなので、以前から話していた小金沢連嶺をプチ縦走し、あの場所で再び泊まることにしました。

今回は、車2台で湯ノ沢峠へアクセス。祝日の為駐車場は大混雑でしたが、ちょうど下山してきた方がいたので、無事に1台を駐車。

その後ペンションすずらんの先から入った林道脇駐車場へ停め、いよいよ牛奥ノ雁ヶ腹摺山へ登り始めます。荷物はおそらく10キロを軽く超えていて、背負うときにはフラつくほどの重さです。やはりこの重さでは、いつもより大分遅いペースでしか歩けません。

ゆっくりゆっくり登り、縞枯れエリアまでやってきました。ここまで来れば山頂はあと少し。南アルプスも全部見えています。やはり小金沢連嶺からの景色はいつ見ても素晴らしい。

笹原を登ると、ようやく山頂が見えて来ました。

この山でこんなに人と会うのは初めてです。

やはりお休みの日はこんなに人が来るのだなぁ。と納得しつつ、暫し休憩。

一旦降って、黒岳へ向けて登りが続きます。

道は荒れていて、倒木を乗り越えたりしながらようやく大峠への分岐を分け、黒岳山頂に到着です。

一旦降り、平な部分を経て白谷ノ丸へやってきました。

ああ、素晴らしい!!

ここからの景色は本当に最高です。真正面に見える富士山。そして南アルプス。広がる草原。私の大好きな場所です。






先行していたお兄さんは白谷小丸に一瞬登り、湯ノ沢峠へ下りていきました。

私たちも白谷小丸へ。

しかしこの日かなり風が強く、白谷小丸に泊まるのは困難だと思いました。

以前私が一人でここに泊まった時も、ポールがへし折れるんじゃないかと思うほどの強風だったので、少しそこから下がった木の側へツェルトを張ります。

ここもテン場にぴったりな平場です。どうやらここでテント泊している人が一定数いるようです。

その後夕飯の支度にかかりますが、どんどんガスが出て来て風もかなり強く、ちょっと残念な感じになってきました。

そんな中でもせっかくのツェルト泊。今回はそれほど長い時間を歩かないので、本格的なご飯を作るべく用意は万全でした。メニューは麻婆豆腐丼。







炊飯はNちゃんにお任せし、私は麻婆豆腐作りに専念します。

ニンニク、生姜を豚ひき肉と共に炒め、オイスターソース、豆板醤、甜麺醤、砂糖を追加。そこに湯通ししてきた豆腐を投入し、スープを入れます。しばらく煮込んだら、塩で味を調整し、水溶き片栗粉でとろみをつけます。最後に山椒をたっぷり入れ、九条ネギをこれでもかというほどたっぷり入れたら出来上がりです。

飾りに糸とうがらしを乗せ、麻婆豆腐丼の出来上がりです。

ご飯もとても上手に炊けていて、最高の山ご飯が出来上がりました。

持って来たビールで乾杯!

風が猛烈で寒いので、お互いツェルトに入り、それぞれがウイスキーで二次会です。

ツェルト越しに会話しながら二次会も終了で、一旦外に出てみると、満天の星空が広がっていました。






もう星は見えないかも。と思っていただけに、嬉しい誤算でした。

強風吹き荒ぶ中、かなりぐっすりと眠ることができました。

朝起きてみると、良いお天気が続いていました。

富士山もしっかり見えていて、山の朝の景色は本当に美しい限り。

とりあえず荷物を撤収し、湯ノ沢峠へと下山。

朝ごはんは竜門峡の東屋でゆっくり食べることにしました。

再びNちゃんにお任せでメスティンで炊飯しつつ、ウインナーと目玉焼きを同時並行。

出来上がったご飯にウインナー、目玉焼き、そして納豆を乗せ、贅沢な朝ごはんを頂きました。

その後Hちゃんが携わっている徳之島コーヒーを頂き、素敵なプチツェルト泊は終了しました。





思い出深い小金沢連嶺縦走。あの時よく完踏したなぁと我ながら感心しつつ、あの素敵な場所で再び泊まれたことに感謝です。

Nちゃん今回もお付き合いくださり、本当にありがとうございました。

また、素敵な山旅をご一緒しましょう!



1日目 行動時間 3時間40分(標準タイム 2時間35分)                ■山行タイム 3時間 


    

  11:32 林道脇駐車場 

  12:57〜13:20 牛奥ノ雁ヶ腹摺山 1’25(1’10)

  14:37 〜14:44 黒岳 1'17(1'10)

  14:53〜15:08 白谷ノ丸 9(15)


  

2日目 行動時間 47分(標準タイム 40分)


    7:15 野営地 

 8:03 湯の沢峠 47(40)

 

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