#登山#日連アルプス#ハイキング
年明け早々、2度目の緊急事態宣言発出。自宅待機生活が再び始まりました。
しかし、前回のようにどこにも出かけず、ただひたすら家に閉じこもる生活は精神的にかなり辛い状況でした。
そこで、極力人混みを避け、なるべくリスクの低い山なら…と久しぶりに山に出かけることにしました。
行きたいコースは多々あれど、今回は歩き初め。ハイキング程度に収まる山を選択。笹尾根が見渡せるという藤野駅近くの日連(ひづれ)アルプス。駅から周回で4時間もあれば行ってこられるという低山です。
人がいない時間帯にささっと登って、帰ってこようと始発で家を出発。
6時半には藤野駅に到着しました。
まだ薄暗い中、橋を渡り金剛山神社入口から山へ。低山とは言え、いきなりの急登です。
息を切らしながら登り切ると、金剛山に到着しました。ちょうど朝日が登って来たらしく、周囲の山々が赤く染まり、美しい景色です。
目の前の陣馬山、生藤山から派生する笹尾根が三頭山までずっと見えていました。ここまではっきりと見渡すこと自体初めて。改めて、その距離の長さを実感。よく歩いたなぁ。と感慨もひとしおです。一度尾根に乗ってしまうと、あとはさほどのアップダウンもなく、峰まであっという間です。ここからも陣馬山から笹尾根がよく見渡せます。笹尾根の向こうには、鷹巣山と思しき山がのぞいていました。三頭山とおそらく大菩薩嶺の間からは南アルプスも見えています。残念ながら富士山は付近の山に隠れててっぺんがちょびっと見える程度。一度本線に戻り、今度は昔烽火台だったという鉢岡山へ寄ってみます。一旦新和田という集落を通り林道さながらの山道を行くと、展望台(さして眺めは良くない)があったり、崖に落とされた車があったりと興醒めな道。しかし、木々の間から見える尾根筋は明らかに高尾山から伸びる笹尾根で、何度となく歩いた奥高尾縦走路を他からしっかり眺めるのはこれが初めてなので興味深く眺めます。こうして改めて見てみると高尾山から陣馬山もかなりの距離があります。楽しかったのはその景色だけで、到着した鉢岡山からはなんの眺望もなく、がっかり…。
再び本線に戻り、日連山、宝山と山頂を踏んで、里に降りて来ました。
駅に戻る道すがら、無人野菜販売所を発見!見ると、色々なものが売っています。散々悩んだ挙句、白菜一玉と、大根葉を購入。軽かったザックもいっきに重量を増しますが、こういうのが楽しい♪
初登りにふさわしいゆるゆるハイキングが終了しました。
しばらくは緊急事態宣言で思うような山行はできないと思いますが、無理のない安全登山をひっそりと続けていこうと思います。
【今回の日連アルプス登山記録】
行動時間 3時間14分(標準タイム3時間30分)
6:30 藤野駅
6:45 金剛山神社入口 15(20)
7:10〜7:15 金剛山 25(30)
7:19〜7:24 峯 4
7:33 分岐 9【13】(20)
7:56 鉢岡山 23(35)
8:18 分岐 22(25)
8:32 日連山 14
8:39 宝山 7【21】(25)
9:05 日連神社 26(20)
9:43 藤野駅 38(40)
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