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執筆者の写真junpei

ロックガーデン&山ごはん

更新日:2020年2月11日





TさんNさんと御嶽山に出かけてから2週間。次に向かうは乗鞍岳。

しかも、今回はSさんというゲストを迎えての登山です。

以前Sさんと奥多摩に出かける予定で、ストックまで用意してくれていたSさんでしたが

直前になり行程に不安を感じたらしく、予定キャンセルでそのままになっていました。

しかし、Tさん経由で再び山へ行こうという話になり、初心者でも気軽に行ける山「乗

鞍岳」を選択することになりました。

とは言え、どうも天気が不安定。初めての登山で何も景色が見えないようでは、ただただ

つらいだけで、面白くないだろうということで、残念ながら今回は見送りとなりました。

しかし、前日私とSさんは府中に前泊する予定。せっかくだからロックガーデンに行って

足慣らしは?という提案にSさんが乗ってくれた為、二人で奥多摩に向かうことになりま

した。

乗鞍岳の可能性もまだ残されている中、最低限の山ご飯グッズをザックに放り込んではい

ましたが、限られた調味料だけで何を作ろうか考えた結果、雑炊を作ることに決めました。

まずはコンビニで食材を調達。購入したものは、塩むすび、鮭おにぎり、カニカマ、ねぎ。

さて、これでどんな雑炊ができあがるのか乞うご期待です。

7時過ぎ、御嶽駅へ到着し、バス、ケーブルカーを乗り継いで御嶽山へ到着です。

本来ならば御岳山神社へ寄ってからロックガーデンへと向かうところですが、今回は御嶽

神社へは寄らず、参道の途中で長尾平分岐へと直接向かい、七代の滝へどんどん下降して

行きます。Sさんは、なかなかストックを使いこなすのが難しいらしく、ついつい足先行で

手がお留守になっています。私も最初の頃は、ストックをどう使っていいのかさっぱりわ

からず、妙な歩行になっていたものですが、いつの間にか何も考えなくても自然と使える

ようになったので、Sさんもきっとそのうちそうなることでしょう。さて、途中Sさんを待

ちながらゆっくりと進み、七代の滝へ到着。しばらく滝で休憩をとったあとは、このコース

内で一番きついと思われる連続の鉄階段をぐいぐい登っていきます。

上り詰めたところが、天狗岩。ここからいよいよロックガーデンが始まります。

沢伝いにつけられた道を歩きながら、時折苔むした岩を伝って沢を渡渉しつつ先へと進みます。Sさん、さっきの七代の滝への下りと天狗岩までの登りで相当疲弊しているようでした

が、順調に歩けていました。途中休憩を挟んで、二つ目の綾広の滝に到着。

ここまでくれば、ほぼこのロックガーデン周回コースは終わりと思って良い程、アップダウンも、道自体もハイキングコースのように整備された道へと変わっていきます。

とりあえず一安心で、長尾平の分岐までやってきました。茶屋を過ぎ、5分ほど歩いて行く

と、長尾平展望台に到着。

天気も良く、下界が見下ろせる場所にベンチやテーブルが設置してあり、休憩するには最高

の場所です。

さて、ここで最後のイベント、山ご飯を作っていきます。

まずはコッヘルでお湯を沸かします。沸騰したら塩むすびと、鮭おにぎりの海苔以外を投入し、持参したわかめスープの素を投入。そこにカニカマを数本入れます。味をみると、ちょ

っと出汁が足りない様子。そこで顆粒出汁を投入し、更に塩を少々。味見をすると、なかな

かの味です。シェラカップに雑炊をよそい、ねぎと海苔をたっぷりかけ、更に原了郭の黒七味を入れて食べます。

「おいし~い!!」Sさんも気に入ってくれた様子で、嬉しい限り。

手早く、しかもコンビニ食材だけで作りましたが、最高においしい雑炊となりました!!

そのあとは、コーヒーを淹れ、暫し自然を堪能して、駅へ。

これはこれで、最高の山旅です。

その後河辺の日帰り温泉で汗を流し、併設された食事処でほぼ貸し切り状態のまま夕方まで

飲んで帰宅しました。

Sさん、乗鞍岳の足慣らしとしては、なかなかこの行程、良かったのではないでしょうか。

来週、無事に天気が良くなることを祈ります…!!そして、ぜひ、登山の素晴らしさを経験

して頂きたいです。

今回は、ようやくSさんを山の魅力の入り口まで連れてこられて本当に良かったです。

Sさん、ありがとうございました!来週もよろしくお願い致します。



【今回のロックガーデンハイキング記録】

  行動時間 4間 8分(標準タイム  3時間15) 

8:12 御岳山駅

9:10~9:20 七代の滝  60 (60)

10:19 綾広ノ滝 60(60)

  10:53 長尾平 

11:00~11:53 長尾平展望台 

  12:01 長尾平

  12:20 御岳山駅  70 (120)

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