やまごはん会が素晴らしかった青梅丘陵ハイキングから早2週。 未だ登山禁止令が出ている最中ではありますが、やっぱり山に行きたい! その熱は私だけでなく、O嬢も一緒の様子で私としては嬉しい限り。 勿論、行っちゃいました、やまごはん会第2弾! 今回は足の事がやはりまだ心配なので、ハイキング的な山を選択。 一度行ってみたかった日本の滝百選に選ばれている払沢の滝から続くコースです。 五日市駅からバスに乗り、約25分。滝入口に到着。 そこから歩く事15分で払沢の滝です。東京で百選に選ばれた滝はここのみ。 ということで、桧原村で唯一の観光スポットとのこと。 さすがに選ばれただけあってかなりの迫力でした。 暫しそこで癒されてからいよいよ浅間嶺目指して出発です。 ハイキングとはいえ、かなりきつい登りが続きます。 後から気付いた事ですが、どうやら水平移動距離で約12キロ、積算標高差(登り)が 1.300m近くあるということが判明。これは普通に登山と言ってもいいのかも…。 途中平坦な尾根道や巻き道にほっとしながら先を進むと峠の茶屋に到着。 ここで急に眺望が開けました。 おそらく目の前に見えているのが大岳山?と話している所へ、林道の管理者の方なの か、軽トラックにのったおじいちゃん二人が現れ、声をかけてきました。 やはり目の前の山が大岳山であることが判明、そこから伸びる稜線は昨年Nちゃんと 二人で歩いた鋸尾根なのでした。途中鋭角に突き出た山は鋸山。更に西側にはO嬢が 苦戦しながらも奥多摩三大急登のひとつを制覇した三頭山が! 「ここから1時間くらいで浅間嶺の展望台に着くよ」と教えてくれたおじいちゃんたち に別れを告げ、先に進みます。 さてここら辺で、人気がなくなったので、ちょっと実験です。 実は今回、熊対策としてO嬢に買って来てもらったものがひとつありました。 「火薬銃」です。所謂、運動会の徒競走とかで「パーン!!」ってやってるアレです。 ネットで調べてみると、かなり有効らしく、最近の熊出没ニュースに相当敏感になっ ている我々のアイテムとしてはなかなかなんじゃないかと思った訳です。 まずは、試し打ち。火薬をセットして引き金を引きました。 「パーーーーーン!!!」 おっつ!!結構な音でした…!!耳がキーンとするほど。これはイケル!と二人共 確信し、出来れば発射(弾は出ないけど)の機会がないことを祈って再び歩き始め ました。 暫くして半ば草原のようなすすきの原っぱの先に、展望台が見えてきました。 「着いた〜!!」と声をあげた瞬間、左手に富士山がどーーーん!と見えていて、 まずはビックリ!その左手には丹沢山が。そして反対側は、大岳、鋸山、御前山、 三頭山、その奥には雲取山と、私が登った山々が一望できるという素晴らしい景色! 贅沢な景色の中、いよいよやまごはん開始です。 今回は乾し網を使って作った乾燥ミックスきのこを使用したカレーです! まずはお湯を沸かして、アルファ米にお湯を投入。コーヒーを飲みながらカレーを作 っていきます。生肉の代わりに今回もコンビーフを使用。凍らせていたタマネギと共 にじゃがいも、乾燥きのこ、家で仕込んで来たミックススパイスも入れ、オリーブオ イルで炒めます。ここに、水、コクだしの為のオニオンスープ(粉末)、トマト ピューレ、タマネギペーストを入れ、味を決めます。グツグツ煮込んで出来上がり♪ もしも味が決まらなかったときの為に、カレールウも持って来ていましたが、使わな くても十分美味! アルファ米も、どんなもんかと思いましたがなかなかです。ここに、O嬢が買ったばか りのストックの柄で叩き割ってくれた(笑)キュウリで作った即席漬けを添え完成! あーーー。やまごはん、サイコー! その後、バスの時間もあるので大分巻き気味に歩いたところ、案外早くバス停に到着 してしまい、温泉がある数馬まで足を伸ばしましたが残念ながら月曜定休でぼんやり バス停で待ちぼうけし、帰路へとつきました。 今回も素敵なハイキングとなりました。 O嬢、またやまごはん会をしましょう! 【今回のトレッキング】5:45(4:55 ) 8:00 払沢の滝入口 8:13 払沢の滝 13(15) 9:04 時坂峠 1’04(1’15) 10:25〜11:45 浅間嶺(展望台) 1’16(1’30) 13:00 数馬分岐 1’15(1’30) 13:45 浅間尾根登山口 45(60) 【やまごはんレシピ】 きのこカレー コンビーフ、じゃがいも、タマネギ、乾燥ミックスきのこ オニオンスープの素、タマネギペースト、トマトピューレ、 ミックススパイス (カレー粉、ガラムマサラ、クミン、クミンシード、パプリカ、カルダモン、ターメリック) キュウリの即席漬け キュウリをジップロックごと叩き割り、即席漬けの素と和えただけ