junpei
仏果山

Nちゃんから連絡があり、急遽山に行くことになりました。諸々の事情により、我が家に泊まってもらい、翌日丹沢近くの仏果山をピストンすることに決定。ノーマルタイヤでも行けそうで、お手軽に登れそうな山だったので選定してみました。
我が家に到着したNちゃんを手料理でもてなし、楽しい宴は22時頃まで続きました。
翌日は、8時にしか駐車場が開かない為、ゆっくりめの6時半に出発。
ちょうど出勤時刻と重なってしまった為か、思いのほか渋滞に巻き込まれ、到着したのは8時20分頃でした。
身支度を整え、登山口へと向かいますがなんとバスから降りてきた山のような登山者の群れが見えました。ざっと20人程はいるようです。
嫌な予感がしました。あの人たちと一緒に登るのだけはごめんだ!と登山口へ急ぎますが、残念ながら丁度かちあってしまいました。大きく分けて2グループになっているようで、後者のリーダーは道を譲ってくれましたが、先頭グループにはなんの助言もなく、また先頭の者も、私たちが見えていたはずでしたが、道を譲る気配が全くありません。
リーダー格以外は全て初心者っぽい雰囲気で、歩くスピードもかなりスローリー。
「これ、どうする??困ったね。」と、Nちゃんとわざと大きな声で話していると、ようやくしんがりを歩いていたおじさんが、先頭に声をかけてくれました。
普通、これだけの大人数で歩く場合は道を譲ってくれるものですが、ベテラン風のリーダー格も、実はそれ程の経験者ではないのかもしれません。
グループを追い越し、ようやく静寂が訪れました。やれやれです。
やがて分岐を分け、まずは高取山へと向かいます。山頂には大きな展望台が設置されており、そこに登ってみると、素晴らしい景色が広がっていました。
宮ヶ瀬湖を挟んで丹沢が全て見えています。丹沢山や蛭ヶ岳は雪化粧。その先には大菩薩嶺から続く小金沢連嶺。おそらく雪で真っ白になっているのは甲武信ヶ岳辺り。その先には雲取山。三頭山からは笹尾根が続き、どこから見てもすぐにわかる大岳山もばっちり見えています。東側は関東平野が一望。霞んではいますが、筑波山も見えました。
そこからは東京湾と相模湾が続き、大山の稜線越しに江ノ島。360度の絶景です。
暫く景色を堪能し、仏果山へと向かいます。途中で例の団体さんとすれ違いました。なかなかやかましい団体なので、山頂でかちあわなくて幸いです。
続く仏果山も高取山と同じ展望台があったので、再び登ってみました。眺望は高取山とほぼ同じですが、改めて景色を堪能します。
よく見てみると、男体山らしき真っ白な山も見えており、遠く北側には東北の山と思しき稜線も微かに見えていました。
お腹が空いたので、パンをお腹に入れ、温かい飲み物でほっこりしていると、またも例の団体さんがやってきました。途端に騒がしくなる山頂。
私はこういう雰囲気がどうも苦手なので、早くこの場から立ち去るべくさっさと撤収準備です。
Nちゃんに圧をかけながら早々撤収で、一目散に山頂を後にしました。
降りている間に空にはどんどん雲が広がってきたので、丁度良い時間帯に登ることができたようでラッキーでした。
順調に下山し、道の駅で買い物、温泉で温まり、天せいろを頂いて無事に帰宅しました。
簡単過ぎず、お手軽に登れるなかなか良い山でした♪
Nちゃん、今年もどうぞよろしくお願いします。
【今回の川苔山登山記録】 行動時間 3時間 14分(標準タイム 2時間55分)
■山行タイム 2時間45分
8:37 仏果山登山口
9:28〜9:31 宮ヶ瀬越 51(65)
9:39〜9:53 高取山 8(10)
10:18〜10:50 仏果山 25(35)
11:06〜11:09 宮ヶ瀬越 16(20)
11:51 仏果山登山口 42(45)