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  • 執筆者の写真junpei

二子棚田~新米~

更新日:2019年9月18日




稲刈りから1週間。

台風15号は、千葉県に大きな被害をもたらしました。

木曽駒ケ岳から下山して、ニュースを見てびっくり。

千葉県の特に南房総では殆どの地域が停電で、復旧にはかなりの時間を

要するとのこと。

鴨川に住むMさんや、Sさんはどうしているだろう??

軽井沢から帰宅して、まずはお水、ランタン、次いでカップラーメン等の

食料を発注し、Mさんの家に発送しました。

電話も通じず、Sさんとのやりとりで辛うじて状況の断片がわかり始めま

したが、停電は更に続くとの報道で、何か私にも出来ることはないか?

と、考えていた矢先、Mさんからお電話を頂きました。

作業小屋が大破したり、やることは山のようにあるとのお話だった為、急遽

(火)のお休みを使って鴨川に応援に行くことを決めました。

当日、みんなで食べようと、4時起きで煮物と巻きずしを作り、いざ鴨川へ!

順調に高速を進み、君津から房総スカイラインに突入。いきなり壊れた看板

が見えたり、ブルーシートで屋根を覆われた家屋も散見。また、木々が折れ

道路に多少覆いかぶさるような箇所も見受けられました。

途中停電地区を通る為、信号等が復旧していないかもしれないと懸念してい

ましたが、実際は信号も復旧(もしかすると、発電機で稼働していたのかも)

しており、倒木もきちんと片付けられ、通行に支障のあるものはひとつもなか

ったので、一安心。

道路では、災害復旧の車両と何度もすれ違い、今回の被害の大きさを物語っ

ていました。

8時過ぎににはMさんのおうちに着いてしまい、電話をしようかと思った時、

ちょうどMさんが外にでていらっしゃいました。

挨拶を交わし、暫し今回の台風のお話等を伺いました。

棚田の作業はとりあえず全て前日に終わり、あとは面積に応じての分配作業

だけだということがわかりました。

台風で棚田がどうなったのか気になったので、Mさんと一緒に向かうことに

しました。Mさんの軽トラックの後ろについて行きますが、相変わらずの激

走ぶり!ついて行くのに必至です。それでも、これで棚田に自力で来るのは

これで4回目。棚田への最後の細い道も大分スムーズに運転できるようにな

り、Mさんにも「上手じゃないですか」とからかわれるくらいに成長しまし

た。

かつて田んぼの作業中、休憩するのに丁度よかった木々は折れ、棚田の奥に

も根元から倒れている木があったりで、やはり相当な風が吹いたのだと想像

されました。

そして、作業開始までの時間、Mさんのおうちでシロちゃん(猫)と遊びな

がらSさんを待ちました。

やがて、棚田の会員さんであり、棚田のすぐ近くに住んでいるTさんと、Sさ

んがやってきて、作業開始となりました。保存会で収穫された米を、各会員

へ分配するべく計量していきます。

大きな30㌔の袋に入った米がいくつも倉庫に積まれており、それを動かすこ

とだけでもかなりの重労働です。私の仕事は、表を見て、計量が終わった袋

に会員名を記入していくというほぼ単純作業でしたが、多少は米袋を運ぶ事

もお手伝いしたので、なかなか疲れました。

途中、私が作った巻き寿司と煮物で休憩を入れながら、お昼過ぎに全ての分

配作業が終了。残念ながら、今年も収穫祭には出席できない為、私はいち早

く新米を持ち帰ることにしました。私が頂いた米の量は、39キロ。

ちょうど鴨川の米がなくなったところだったので、グッドタイミングでした!

その後、Tさんをおうちまで送っていきつつ、MさんとSさんと共に、私の土地

を見に行きました。

今回初めてSさんと一緒に山のてっぺんまで登ってみましたが、Sさんのお話だ

と、「ここはイノシシも通った形跡がないな。」とおっしゃっていました。

木々の間からは海が見え、ここを伐採すればキャンプ地としてはいい場所なの

ではないかと思うのですが、なかなか有効活用を考えあぐねるばかり。

どなたかここを使ってくれる人はいないだろうか?とSさんにも相談しつつ、

この土地を後にしました。Mさんとはここでお別れ、SさんにMさんのおうちま

で送って頂いて、そこでお別れとなりました。

そして、先ほど、一部を精米し今年の新米を頂きましたが、久しぶりの白米

(最近は玄米のまま食べています)、とっても美味しくいただきました!!

今後、またちょくちょく鴨川に行こうと思います。


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