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  • 執筆者の写真junpei

日向山

更新日:2022年8月12日





Sさん登山デビューから1月ちょっと経ちました。少しずつレベルアップできるように次に登る山をいくつかピックアップしてみました。その中から最終的にSさんが選んだのは、甲斐駒ヶ岳のすぐおとなりの「日向山」。比較的簡単で景色も良く、人気もそこそこあるようです。そんな話を職場のKNさんとお話しているうちに、なんとかKNさんを途中ピックアップして車で向かうことが可能だということがわかったので、今回は3人で向かうことに決定。天気も良さそうなので、急遽計画を立て、双葉S.A.に6時に待合せということになりました。

4時40分という早朝に、三鷹から府中まで自転車で来てくださったKNさんをピックアップし、双葉S.A.へ向かいます。おそらく心配性のSさんのこと。既に到着しているに違いないと、かなり攻めた走りで予定よりかなり早い時間に到着しました。思った通り駐車場にSさんの車を発見した為、真後ろに駐車。無事に落ちあうことができました。ここから30分程の道のりを、私が先行する形で向かいます。道の駅を過ぎ、畑の真ん中を通る道を進むと、駐車場に到着です。

この尾白川渓谷駐車場は、日本三大急登「黒戸尾根」ルートである甲斐駒ヶ岳の登山口でもあります。黒戸尾根ピストンのハードさは、私のFTであるKさんからも何度も聞かされており、登れる体力があるなら1度はチャレンジしてみたい尾根ではありますが…。なかなか行こうという気がおきません(笑)。この尾根をKNさんはかつて登ったことがあるというお話で、ただただ尊敬の念を禁じ得ません。日向山も、登ったことがあるということなので、今回初めて登る私にとっても、かなり心丈夫です。

さて、準備をし、Sさんを挟む形で歩き始めました。キャンプ場を通り過ぎ、途中甲斐駒ヶ岳への道を分け、日向山方向へ入って行きます。矢立石までは標高差250m程の急登。樹林帯は早朝とは言えかなり蒸し暑く、汗が吹き出します。じわじわ高度を上げていくと、林道が見えてきました。矢立石です。ここで休憩を入れ、次なる急登に備えます。

ここからはなかなか混んだ等高線が350m程続いています。だんだんガスが出てきて、周囲の景色は殆ど臨めない状況。途中、休憩を入れつつ樹林帯を地道に歩いていくと等高線が緩んできたな。と感じました。ここまで来れば、山頂まであと少しです。後続のSさんにもうすぐですよー。と声をかけつつ、歩いていくと、突如目の前が開けました。真っ白な砂浜のような山頂です。残念ながら周囲はガスに包まれたまま。しかし、なかなかのタイムで登り切ることが出来ました。雁ヶ原まで進み、お昼ご飯です。休憩している間に霧が晴れないかと期待しましたが、甲斐駒ヶ岳は終始濃い霧の中なのでした。

ご飯を食べ、コーヒーを沸かし、ゆっくり山頂を楽しみつつ色々お話していると、Sさんはかなり途中しんどかったご様子。しんがりを務めていたKNさんがおっしゃるには、大股での歩行もあったとのこと。なるほど、まだ登山2回目のSさん。歩き方のコツのようなものがわからないのは当然です。回数を重ねるごとに、自然とどんな歩き方が良いのかはわかってくるものですが、登山において一番大事なのは体力温存かもしれません。使う筋肉は最小限に留め、なるべく1歩を小さくするのが楽に歩くコツ。小股でちょこちょこ、そしてふくらはぎの筋肉はここぞという時までなるべく使わない方がいい。そんな話をした後で、下山の途につきました。

途中林道から登山道に戻る際にウロウロしましたが、無事に駐車場まで戻ってきました!

その後温泉に入り、道の駅で大量の野菜を購入。そしてSさんとはここでお別れです。

次なる山は、瑞牆山か金峰山が良いのでは?等と話し、帰路につきました。

途中事故渋滞に巻き込まれ、予定より時間がかかってしまったものの無事に府中まで戻って来られました。

今回は眺望がなく、残念な登山となってしまいましたが、この山はまた別の機会にリベンジしたいと思いました。

Sさん、KNさん、楽しい時間をありがとうございました!また山にご一緒しましょう。







【今回の日向山登山記録】

 行動時間 5時間26分(標準タイム 5時間)     ■山行時間 4時間17分 6:50 尾白川渓谷駐車場 7:38〜7:45 矢立石 48(60) 9:19〜10:10 日向山 1'34(1'40) 途中10分休憩 10:15 三角点  11:27〜11:33 矢立石 1’12(1’20) 12:26 尾白川渓谷駐車場 53(50)

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