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  • 執筆者の写真junpei

唐松岳



師匠のネパール登山壮行会も兼ねて、初雪山登山をご一緒した  Kちゃん、Mちゃんに加え、いつものメンバーであるNちゃんという  新たなユニットで山へ行ってきました。  どの山に登るかという段階では師匠からの「戸隠がいい」という危険発言で、  私とNちゃんに激震が走りましたが、最終的には今回のリーダーである  経験豊富なMちゃんが師匠の暴走を止めてくれたこともあり、  前夜祭にて「唐松岳」に決定となりました。  おいしいすき焼きを食べつつ、かなりのへべれけ具合でほんとにこれで  明日登山なんかできるのか??!!と心配でしたが、なんとか3時半起床で  北アルプスへと向かうことになりました。  軽井沢から唐松岳へのアクセスは、最短でも2時間強。  季節柄、登山者が多いだろうと予想されたので、リフト終了時刻までには下山  してこなければならないことを考えると、どうしても出発時刻は早くなります。  そして行動時間は7時間以内に収めてほしいという師匠の指示があったようで、  結果的にはそのリクエスト通り、ぴったりの時間でリフト乗り場まで帰ってくる  ことができました。  これは全てリーダーのMちゃんの登山計画が、パーフェクトだったからだと  言えるでしょう。  さすがです!  しかし、このメンバー。やはり、アクシデントはありました。  まだ夜も明けぬ漆黒の闇を走り抜ける師匠車のカーナビが、謎の推奨ルートを  示したせいで、 菅平から高速に乗るはずが何故かかなり荒れた山ルートをひたすら  走ることになってしまったのです。  気付いた頃には、既に時遅しで致し方なく、いろは坂さながらのくねくね道を  ガンガンに飛ばして行く師匠の運転で、後部座席に座ったKちゃん、私、Nちゃんは  曲がる度に左右に振られ、だんだん口数も減って行きました。  実はKちゃんは相当具合が悪く、こみ上げるものと必死で闘っていたことが後に判明  したのですが、回遊魚のようにしゃべっていないと死んでしまうKちゃんをも黙らせる  恐怖の山道。何故、そんな道を推奨したのか。カーナビよ…!!  二日酔い気味で朦朧としているところに更に追い討ちをかけるように  気力と体力を奪われるという悲惨なドライブとなったことで、しょっぱなから  なかなか前途多難ではありましたが、一行は無事に唐松岳山頂へ到着、  それこそ雲一つない最高の天気の中、絶景を堪能することができました。  中でも、剱岳と立山の圧倒的な重厚感は筆舌に尽くし難く、感動的でした。  また、唐松岳からは、この夏師匠とNちゃんとの拷問登山だった火打山と妙高山が  よく見え、こちらも感慨深いものがありました。  遠目で見てみると、相当な距離を1日で歩いた事がわかります。  14時間半も歩いたのですから、当然と言えば当然ですが…(笑)

下山後は、当然のことながら、ほぼ徹夜という時間まで宴会が催されました。  翌朝、白糸の滝を通り、旧軽井沢までのおよそ10キロのまあまあハードなハイキング  が終了し、今回の登山もお開きとなりました。  いやはや、みんな楽しい人ばかりで、私は本当に幸せです。  皆様、今回もありがとうございました!   【今回の唐松岳登山記録】   行動時間 7時間(標準タイム 7時間5分)    10/3 SAT. 7:30 黒菱第3リフト 7:44 グラートクワッドリフト 8:00 登山開始 8:41〜 8:55 八方池(休憩) 10:55〜11:10 唐松岳頂上山荘(休憩)※荷物デポ 11:23〜11:35 唐松岳山頂(休憩) 11:50〜12:20 唐松岳頂上山荘(お昼) 12:55 丸山ケルン 13:15〜13:35 扇雪渓(休憩) 15:00 リフト乗り場 15:35 駐車場到着


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