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  • 執筆者の写真junpei

ダイヤモンド富士〜竜ヶ岳〜

更新日:2022年12月30日



Nちゃんと予定していた竜ヶ岳。しかし折りしも天候は最悪で、我が家に来てもらったNちゃんとはお泊まり会のみとなりました。それでもこれはこれで、次に登りたい山の話をゆっくりできる貴重な時間となり、楽しい夜でした。

更にタイミングよく宴の最中にKさんから竜ヶ岳のダイヤモンド富士の写真が送られてきました。この時期にしか見られないダイヤモンド富士がどれだけ素晴らしかったかということがよく伝わってきたので、これはリベンジするしかないという気持ちになりました。

そこで、年内はこの日しかないという日に設定。

年末で仕事がタイトになってきている中でしたが、当日仕事終わりにバスタ新宿から現地へ急行し、レンタカーを借り、翌日の食べ物を調達し、宿ですぐにお風呂…と目まぐるしく時間は過ぎ、やっとゆっくりできたのが20時半頃。高島屋で購入したお料理で乾杯しました。結局23時頃に就寝。翌朝は3:50に起床です。極寒の中、車を走らせること30分程。本栖湖駐車場に到着しました。

やはり予想した通り既に数名の登山者が準備をしていました。

歩き始めたのが5時過ぎ。当然ながら真っ暗闇の中です。初めて歩く道なので、やはり真っ暗闇を一人で歩くのはかなりの恐怖。Nちゃんがいてくれて本当に心強い限りです。

更に先行する登山者がいてくれるおかげで、ヘッドランプの灯りがかなりの安心感を与えてくれます。

林道脇から登山道に入るといきなりの急登。ゆっくり着実に歩を進めます。だんだん道が緩やかになってきた頃、辺りもだいぶ明るくなり始めていました。東家のある見晴台にやってきた頃、富士山もくっきり見えるようになり、しらじらと夜が明けてきました。

この辺りから20センチはあろうかというような巨大な霜柱や雪が増えていきます。ふと見ると、八ヶ岳が朝陽を浴びて真っ赤になっていました。まさにモルゲンロートです。





つづら折りの道を歩いていくと竜ヶ岳山頂に到着しました。

既に数名の登山者が御来光を待っていました。予想はしていたもののやはり寒い!ありったけの防寒着を着込み、風を避けて笹藪の手前に陣取り、20分程待ちます。

いよいよ山頂から小さな光が見えてきました。太陽です。富士山から登る朝陽とは、こんなに神々しいものなのか…。夢中でシャッターを切りますが、太陽が顔を覗かせてから上がり切るまでの時間はほんの数分間。あっという間の出来事でした。





殆どの登山者が無言でダイヤモンド富士を眺めていたように思います。

あっという間に明るくなった山頂で、ふとNちゃんを見ると、号泣していました。

一瞬私ももらい泣きしそうになりましたが、結局涙は出ませんでした。私って意外と冷めているのかも(笑)と思いつつ、Nちゃんの純粋さを好ましく眺め、じんわりと幸福感に浸ったのでした。温かい太陽の光が辺りを包み、パラパラと登山者も散って行きましたが、私たちはそこで朝ごはんを頂きました。持ってきた山専ボトルのお湯で一足早く年越しそばを食べ、暫し余韻に浸りました。

あとはゆっくり下るだけです。

帰りは湖畔沿いの道を歩いて駐車場へゴール!






予想していた以上に感動的な光景で、やはり実際にあの場所で見るからこそ有り難みがあるのだろうと思いました。

登り納めに相応しい、素晴らしい景色をNちゃんと共有できて、本当に良かったです。

今年も色んな山に登りました。ご一緒した方々全ての方に感謝致します。

本当にありがとうございました!!

そして、また来年もどうぞよろしくお願い致します。







【今回の竜ヶ岳登山記録】  


 行動時間 5時間(標準タイム 4時間45分)


 ■山行タイム 3時間50分


5:15 本栖湖駐車場

 6:25〜6:32 見晴台 1’15(1’25)

 7:13~8:13 竜ヶ岳 41(1’15)

 8:45〜8 :53 見晴台 32(55)

9:50 湖畔登山口 57(65)

10:12 駐車場 22(15)





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