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紆余曲折あって編笠山

  • 執筆者の写真: junpei
    junpei
  • 7月14日
  • 読了時間: 3分

更新日:7月19日

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いよいよ本番の白馬〜唐松縦走が迫っている中、多忙・天候不良を言い訳にし、殆ど山と言えるような山に登っていない現状は、ただただ不安材料でしかなく、どこかに行かねば!!という気持ちでいました。

先週は、登山とは言えないただののんびりハイキングとなってしまった八幡平。

ということで、Nちゃんと今週もどこかの山に行こうと急遽計画しました。八海山は遠いので、比較的近場の八ヶ岳を選択。 以前から、Kさんから真教寺尾根をおすすめされていたこともあり、異論なくこのコースを選択することにしました。 急遽赤岳頂上山荘を予約し、当日に臨みますがなんと台風が発生。前日入で我が家に到着したNちゃんと相談の結果、真教寺尾根は断念し、編笠山に登ることに決定しました。

久しぶりの編笠山です。

記憶も薄れる中、8時前に観音平へ到着。天気も上々で登り始めました。

久しぶりの山らしい山ということで、体調もイマイチな中登り始めましたが、押手川まではまずまずの滑り出しです。ここからいよいよ急登の始まりです。

とにかく原生林と苔の神秘的な森を登っていきます。記憶にない大きな岩や石がゴロゴロしている歩きにくい道を地味に登っていきますが、だんだん等高線も混んできて数歩登っては息をつき…という状態が続きました。

こんなにきつかったっけ…!?と己の体力のなさにがっかりです。

やがて森林限界を越え、周囲が開けました。小淵沢の町がよく見渡せました。しかし、やはり甲斐駒ヶ岳、北岳、仙丈ヶ岳方面はばっちり雲の中。 あと200m、あと100m、あと50mと、YAMAPを確認しながらふうふう言いながらようやく山頂へ…!!

いや〜きつかった!!

山頂には誰もおらず、完全に独占状態です。

雲とガスとで殆ど眺望はなかったのですが、下界の景色は美しく見えていました。すると、西岳の先に湖を発見。Nちゃんが、諏訪湖じゃないかと教えてくれました。なるほど!あの草原地帯は霧ヶ峰に違いない。そうか、ここから諏訪湖が見えるんだ〜。

ご飯を食べ、下山です。まずは青年小屋までゴロゴロ石の転がる道を一気に下山。小屋の姿は見えながら、なかなか着かないというあるあるをやりすごし、こんどは記憶に深く残っている大岩のゴロゴロ地帯を降りて行きます。

ここの標準タイムは25分。えーー!?嘘だろ。ここを倍ほどの時間をかけてようやく降りきり、前回同様人っ子一人いない青年小屋で一息入れます。

ここからは、それほど等高線はきつくないはず。

…と思っていたのですが、道は相変わらずゴロゴロ石。なかなかの道が続き、なかなか分岐まで到着しません。押手川からの道もなかなかで、とにかくきつい登山となりました。

ようやく観音平に着いた頃には、頭痛が最高潮になり、しばらく吐き気と頭痛にやられましたが、鎮痛剤が効き、なんとか道の駅まで移動。

温泉に入ってさっぱりして帰宅しました。

前回より随分きついと感じた今回の登山。

やはり体力がかなりなくなっていることを痛感。前回あんなに元気だったのに…とは思いましたが、前回の記録を読み直してみると、SKさんが一緒だったこともあり、ペースはかなりゆっくりだった模様。だからそんなにキツく感じなかったのだろうか…??

本番まであと2週。

来週も頑張ってどこかに登ろうかと画策しているところです。

今回は、台風というアクシデントもありながら、楽しい登山となりました。いつもながらNちゃんどうもありがとう!!




【今回の編笠山登山記録】   

行動時間 6時間59分(標準タイム 5時間55分) 

■山行タイム 5時間54分            


7:46 観音平        

8:31〜40 雲海展望台 46(60)        

9:20〜30 押手川分岐 40(50)         

11:00〜11:16 編笠山(2,523m) 1’30(1’25)      

11:56〜12:10 青年小屋 40(25)

13:16〜26  押手川分岐 1’06(55)       

14:42  観音平 1’16(1’25)


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