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  • 執筆者の写真junpei

牛奥ノ雁ヶ腹摺山〜小金沢山








記念すべき大縦走だった雲ノ平。暫くの間その余韻に浸ってしまい、なかなか新たな気持ちで山に行こうという気持ちが訪れませんでした。

ワクチン接種の予定や、天候不順にも左右され、早2ヶ月弱が過ぎてしまいました。

そろそろ山に登りたい!ということで、久しぶりに山へと出かけました。

今回選んだ山は、秀麗富嶽十二景に選定されている、牛奥ノ雁ヶ腹摺山と、小金沢山。

以前歩いた雁ヶ腹摺山と姥子山とはとても近い位置にある山です。この珍しい名前の由来は「雁が腹を摺りながら飛ぶくらい高い山」ですが、牛奥とは何なのだろうと思って調べてみると、この辺りの地名だということでした。

牛奥ノ雁ヶ腹摺山と小金沢山は、滝子山から北の大菩薩嶺に向かって伸びる尾根上にあります。小金沢山から大菩薩嶺へはおよそ2時間半という近さ。尾根からは、富士山が見えるポイントが多く、いつかこの長い尾根をツェルト泊でたどってみたいと思うこの頃です。

今回は、林道脇の駐車場に車を停めればお手軽登山ができる為、リハビリも兼ねて選びました。

さて、当日朝。駐車スペースが4台程しかないのと、早い時間にささっと登る為、3時40分頃出発し、現地に6時頃到着しました。さすがにまだ誰もいないようで、完全貸切となりそうです。

鹿避けネットをくぐり、暫くは急な登りが続きますが、1時間程で縞枯れのような立ち枯れた木々が林立しているポイントへ到着。山頂が見えてきました。この辺りに来ると、一気に視界が開け、間近に大菩薩嶺、南アルプス、そしてお約束の富士山が出現。驚いたことに、南アルプスは全部が見えています!!こんなに綺麗に全部が見えるポイントってなかなかないような気がします。





驚きながら笹に覆われた小道を登ると、牛奥ノ雁ヶ腹摺山山頂です。富士山の眺めはやはり最高!うっすら雪に覆われた山頂が美しい。暫く景色を楽しみ、お隣の小金沢山へと向かいます。笹藪が続く緩やかな道を暫く歩くと、小金沢山へと到着。ここからも当然のことながら富士山がバッチリ見えています。標高は2,014.3mと、なかなかの高所。ここで朝食のおにぎりを食べ、ゆっくり景色を楽しんでから帰路へ。

あっという間に牛奥ノ雁ヶ腹摺山へ帰ってきました。再び山頂からの景色を堪能。

なかなか去り難いと思わせるのは、南アルプスの全景です。

北側から順番に甲斐駒、アサヨ峰(仙丈ヶ岳は隠れているようです)、鳳凰三山、北岳、間ノ岳…と全てがしっかり見えています。こうしてみると、結構登ってるんだよな〜と思いつつも、アクセスの悪い農鳥岳から先は手付かず。いつの日か、登ってみたい。

やがて雲が増え、富士山にもかかり始めました。やはり、早い時間に来て、よかった!

あとはサクサク降りるだけです。あと少しで駐車場…というところでこの日初めての登山者と遭遇。その後二組の登山者とすれ違い、やっぱり簡単に登れるだけあって人気なんだなぁと納得しながら下山完了となりました。

駐車場は満車。林道途中ですれ違った車がいた為、やはりここは早い時間に来るのが正解のようでした。

帰りに道の駅に寄りましたが、イマイチだった為、談合坂SAに立ち寄り、新鮮で安い野菜を大量購入して大満足で帰宅しました。

冬期通行止めになる道も多いので、冬が来る前に車で行ける山に沢山行きたいと思います。


【今回の牛奥ノ雁ヶ腹摺山・小金沢山登山記録】   

行動時間 3時間28分(標準タイム 3時間20分) 

 ■山行タイム 3時間6分


6:15 駐車場

7:15〜21 牛奥ノ雁ヶ腹摺山(1,990m) 60(70)

7:58〜8:10 小金沢山(2014.3m) 37(45)

8:46〜8:50 牛奥ノ雁ヶ腹摺山  36(40)

9:40 駐車場 50(40)



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