猛暑の中…〜扇山〜
- junpei

- 9月8日
- 読了時間: 3分

1ヶ月以上山に行っていませんでした。
連日の猛暑の中山に行く勇気がなかったことが一番の理由です。
札幌出張とセットで計画していた羊蹄山も、羅臼岳ヒグマ事件が起きたせいで、完全に戦意喪失。単独行、そして暗いうちから歩かなければいけないこともあって、残念ですが中止しました。
今回の羅臼岳の事件は、三毛別や福岡大ワンゲル部のヒグマ事件をすぐに彷彿とさせるような内容でした。やっぱり北海道は怖いな…と思いました。最近はツキノワグマも各地で出没。人馴れしている熊も増えているようで、本当に怖いです。
さて、久々の登山ということもあり、まずは足慣らし。アクセスが便利で簡単に登れ、景色も良い扇山に決定。
暑さを避けるために早い時間から歩き始めなければいけません。ちょうど真夜中に3年ぶりの皆既月食もあるので3時半起床で皆既月食を観ながら準備をし、4時半過ぎに出発。6時過ぎから歩き始めました。
当然こんなに早い時間から登っている人も居らず、静かな山歩きです。比較的空気は涼しくて、暑いながらも少しずつ秋は近づいているのかな。と思いました。
あっという間に山頂へ。前回は雲の中で見られなかった富士山でしたが、今回は雲ひとつない良い天気。バッチリ見ることができました。雪のない富士山も良いものです。
暫く山頂でゆっくりと過ごします。トンボが沢山飛び交っていて、これも秋を感じさせました。そして、空を見上げると沢山の鳥たちがこれまた飛び交っています。何の鳥だろうと目を凝らしてみると、ツバメっぽい。ツバメは渡鳥らしいので、夏の終わりに沢山ご飯を食べて長旅に備えているのかな…とか考えながらぼんやりとしていました。
山頂を堪能したので下山開始です。
途中の水場で沢山水を汲み、2人の登山者とすれ違いながら9時には下山完了となりました。
あとは談合坂で野菜を買って帰るのみ。駐車場からいくらも行かないところで、対向車が見えました。ん!?その車の前を何かが走っているような…。よく見ると、なんと子鹿が走っているのでした。ぴょーんぴょーんと元気よく走っています。これは止まるしかありません。対向車もこちらも停車し、子鹿を見守りますが、前後を車に挟まれ何か焦りを感じたのでしょうか。なんとこちら側に走ってきて、私の車の直前でコンクリートで固められた山肌を駆け登っていきます。えっ!!??こんな急斜面、いけるのかっ!!??と運転席から身を乗り出して上を見上げると、案の定足を滑らせて落ちてきました…。車の脇に落っこちて、ボン!と車に体当たり。でも、軽い衝撃だったので大丈夫だろうと思ったら、瞬時に立ち上がり、勢いよく走り去りました…。やれやれ。やはりこの辺の山にも鹿いるんだなぁ。
珍しい体験でした。
さて、来週以降もう少し涼しくなってほしいところですがどうでしょうか。
行動時間 2時間39分
■山行時間 2時間18分(標準タイム 2時間10分)
6:20 駐車場
7:34〜7:52 扇山
8:59 駐車場
















コメント