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  • 執筆者の写真junpei

奥久慈男体山



猛暑続きの最中ではありましたが、久しぶりに週末の休みが取れた 為、Nちゃんと二人山に出かける事にしました。 Nちゃんリクエストは、鎖場のある山。いつかはギザギザの八海山に 挑戦したいと思っている私達ですが、その為には鎖場の練習を沢山 してみたいところ。春に既に行ったばかりの両神山でしたが、何回 行ってもいいと思える面白い山だったので、二人で挑戦することに しました。しかし、アクセス等を調べて行くうちに、八丁峠に続く 林道内のトンネルが通行止めで暫くの間はどうやっても八丁峠には 行けない事が判明。八丁峠からのコースを行かないのなら、両神山 に行く意味がない…。ということで、次なる山を検索。大月の岩殿 山もなかなか面白い鎖場コースがあると聞いていたので、調べてみ ると、大雨で崩落した箇所が鎖場コース内にあるらしく、こちらも 行っても仕方ない模様。…。うーーん。どうしたもんか。 すると、検索ワードに引っかかって、茨城にある奥久慈男体山が出 てきました。標高は650m程と低山ながら、健脚コースとして設定 されている鎖場は上級者向けでなかなかのものらしい。 『奥久慈の中心、大子町の東南に座を構える岩山である。西面と南面が断崖絶壁になっており、標高では推し量れない険しい山容を呈している。』 ガイドブックにはそんな記述もある様子で、かなりの期待! 宇都宮からも2時間程で行けるということもあり、最終的にこの山に 決定しました。 宇都宮に前乗りし、朝5時にNちゃんにピックアップしてもらって、 登山口へ出発です。登山口へは、なかなかの細くてクネクネした道 を進みましたが、無事に駐車場へ到着。まだ早い時間だからか、登 山者はおじさん一人です。 初めての山だったので、おじさんに先行してもらいたいところでし たが、なかなか出発しないおじさんを残し、私達の方が先に出発と なりました。民家の横を通り登山口へ。仰ぎ見ると、絶壁の岩肌が そそり立つ男体山が見えました。こうして見ると、かなり鋭角な登 山道が予想されました。多少怖じ気づきながらも、一般コースと健 脚コースの分岐を当然健脚コースに進路を取り進みます。暫く行く と、いよいよ鎖場が現れ始めたのでストックをしまい、岩場を攀じ るように進みます。練習のため、鎖には殆ど触れる事なく登って行 きますが、ホールドや足場はかなりしっかりしているので難なく進 むことができました。Nちゃんも順調です。 この日の気温はいつもより大分涼しく、時折吹いてくる風も冷たく て、有り難い限り。しかし、かなりの斜度の岩場を進んでいる為、 すぐに息が上がります。吹き出してくる汗を拭い、息を整えながら 大分登ってきましたが、意外にも頂上はまだ先。なかなか面白い岩 場のコースがかなり続いていました。 途中先頭をNちゃんに譲り、スタートから1時間程過ぎたところで 頂上へ到達! 654mとバカにすることなかれ、かなり素晴らしい景色が広がって いました!! 真夏の登山だし、今回は一番一般的な周回コースでプチ登山を楽し もうということで、大円地越から登山口に戻る事とし、樹林帯の中 を下山して正味3時間弱の山行は終了。 その後袋田の滝を見て、温泉に浸かり、宇都宮駅の餃子で山行を締 めくくりました。 連日の暑さで、さすがに登山も躊躇する私ですが、今回は鎖場に特 化した山を偶然見つける事ができ、幸せでした。 マイナーな山にも、こんな素敵なところがまだまだ沢山あるのだろ うと思うと、何だか感慨深いものがありました。 今回もお付き合いしてくれたNちゃん、どうもありがとう! 次はいよいよ師匠との恒例夏登山。楽しみにしてます♪ 【今回の奥久慈男体山登山記録】   行動時間 2時間55分  7:20 大円地登山口 7:43 分岐  8:36〜9:00 奥久慈男体山山頂  9:33 大円地越  10:15 大円地登山口


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