top of page
  • 執筆者の写真junpei

高水三山〜新たな山友〜



3週連続となった登山。今回は新たな方をお連れして、高水三山へ行ってきました。

昨年末辺りから急にお近付きになったTさん。登山をしてみたいとお話していたので、もし良かったら連れて行きますよ!と言ったところ、なんと少し会わないうちに高尾山に3回も登ってきたというので驚きました。

「この熱意は只者ではない!」

ピンときた私は、すぐさま靴とチェーンスパイクの入手をお願いし、山の選定をすることにしました。

高尾山のどのコースでどれくらいのタイムで歩いたかを聞いてみると、稲荷山コースで1時間とのこと。私と同じレベルのタイムです。

これなら全く心配することはないだろうと判断し、初心者の入門コースとしては最適な高水三山に決定。簡単で、所要時間も4時間程。駅からも近く、プチ縦走もできるという良いこと尽くしです。

当日朝、青梅線の中で落ち合い、御嶽駅へ到着。準備をし、いよいよ7時半に歩き始めました。駅裏の慈恩寺横からいよいよ登山道へと入ります。

奥多摩にありがちないきなりの急登を100m程過ぎると、一旦杉林の平坦な道に入り、2つ目の送電鉄塔を過ぎた辺りから再び急な登りが続きます。暫く黙々と樹林帯を進むと、御神木の杉の巨木が現れました。ここまで来れば、惣岳山は目と鼻の先です。一旦斜面を巻き、水場(いつも枯れている)の祠を過ぎ、分岐を分けると一つ目のピーク惣岳山に到着です。

ここで休憩を入れ、次なるピークへと進みます。

前回来た時既に伐採が始まっていた東側斜面は、殆どの樹木が刈り払われ、更に見通しが良くなっていました。

途中にある岩場も、周囲が見え過ぎて少し恐怖を感じるほどです。岩場を降り、暫く平坦な道をゆるゆると進みます。途中小雪が舞い、寒波到来の兆しを感じながら歩きました。東に面した道から斜面北側の巻道へと入っていくと、冬枯れた木々の間から棒ノ折山や川苔山が見え始めました。

やがて再び岩場が増えてきて、ゴツゴツした露岩帯を登り切ると二つ目のピーク岩茸石山です。広い山頂はナラに似た木の木立が美しく、北から東にかけて眺望が開けています。この岩茸石山から棒ノ折山まで続く尾根の連なりがよく見えていて、良い景色だなぁとしみじみ眺めました。願いかなって、山頂は貸切状態。静かな山頂でおにぎりを頂きます。今回は山専ボトルにコーヒーをたっぷり入れてきたので、温かいコーヒーを飲みながらゆっくりと山頂を堪能しました。





一旦斜面を降り、最後のピークへの軽い登りが始まります。高水山です。ここからの眺めはそれ程でもないので、あっさりと通り過ぎ、常福院でお手洗い休憩。あとは駅まで1時間降るだけの道です。あっという間に舗装路まで降りて来られました。

普通に私のペースで歩けるTさん。やはり私が思った通りでした!

この感じなら、どこでも登れるだろうと確信しています。今後どんどん勉強して頂き、山の同志として立派に育ってほしいと心から願う私なのでした。

その後立川でプチ打ち上げ。いろんな話に花が咲き、実に充実した山行となりました!

なんだか色々なことに希望が持てそうな予感がしています。

Tさん、ありがとうございました。これからもよろしくお願い致します♪



【高水三山登山記録】    行動時間 4時間30分(標準タイム4時間25分)                ■山行タイム 3時間20分 


7:28 御嶽駅

8:03 分岐 35(45)

  9:00〜9:05 惣岳山 57(1’15)

9:43〜10:06 岩茸石山 38(40)

10:33〜10:45 高水山 27(35)

11:50 軍畑駅 65(65)

閲覧数:16回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page